公演は終了いたしました。ありがとうございました。
ホット・クラブ・オブ・カウタウン。
ちょっとした音楽通ならジャンゴ・ラインハルトのフランス・ホット・クラブ五重奏団を思い出すかもしれない。テキサス原産の彼らは戦前のジプシー・スウィングやホット・ジャズを、ボブ・ウィルスに代表されるウェスタン・スウィングにまぶしてスタイリッシュにきめる最高に粋なバンド。ヴァイオリン(女)、ギター(男)、ウッド・ベース(男)の3人組で、軽妙かつホットに決めてくれる。この21世紀に弦楽器だけのジャズがあっても、これがまた悪いはずがない。
ダン・ヒックスの奇跡の再来日から1年。再評価熱が高まるアコースティック・スウィングの波はますます勢いをつけています。
確固たるスタイルとスタンス、そして何よりも若さを兼ね備えたこの3人組こそがダン・ヒックスの次世代になう存在です。
全米でもかなりの話題となっているこのグループが来日します!!

ピーター・バラカン
非常に安易な例えではありますが、ジャンゴ・ラインハルトがテキサスで生まれたことを想像すれば、このグル−プの超ゴキゲンな音がある程度聞こえてくるでしょう。色々なル−ツ・ミュ−ジックを聴いてきましたが、彼らを初めて聴いたときに感じた心の底からの喜びは何とも言えないものでした。オ−スティンでのライヴをテレビ番組のために撮影したものを観て更に惚れ込んでしまいました。三人のユニットとしての演奏はすべて素晴らしいですが、何度聴いても予想できないフレ−ズを次々と発するウイット・スミスのギタ−はやはりぼくには特別なスリルです。この来日は本当に嬉しい!知名度なんて、名前を知ればあるものです。いいですか。ホット・クラブ・オヴ・カウタウン。
チチ松村
やあ本当にいい時代になりましたね!!古い録音のレコードやCDでしか聞けなかった。そんなグッドタイムミュージックが、日本でそれも生演奏で聞けるなんて!!
これはもう行ってスイングするしか意味がないでしょう。