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トムス・キャビン「聴かずに死ねるか!」シリーズ第一弾!! 昨年話題になった元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズの「狂気 Dark Side of The Moon」ツアーでも、フランスでのオープニングアクトとして抜擢されたトニー・ジョー。ジャンルを超えたアーティストからのリスペクトを集め、今も第一線でパフォーマーとして活躍するスワンプロックの父が26年ぶりに再来日! ご来場有難うございました! 来日メンバー Tony Joe White (Guitar&Vocal) JEFF ALAN HALE (Drums) トニー・ジョー本人のギター・ヴォーカルと ジェフ・ホール(前回来日時と同じ)のドラムです。 4/15(日)札幌クラップスホール [web site] Open16:30 / Start17:00 前売¥7,500 / 当日¥8,500(共にドリンク別) Opening Act:BAKER SHOP BOOGIE(Acoustic Version) 問:WESS 011-614-9999 4月16日(月)渋谷 クラブクアトロ [web site] Open19:00 / Start20:00 ■立ち見(整理番号付):前売¥7,000 / 当日¥8,000(共にドリンク別) 問:渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750 4月17日(火)心斎橋 クラブクアトロ [web site] Open19:00 / Start20:00 ■指定席(座席表):前売¥8,000 / 当日¥9,000(共にドリンク別) ■立ち見(整理番号付):前売¥7,000 / 当日¥8,000(共にドリンク別) 問:心斎橋クラブクアトロ 06-6281-8181 4月19日(木)横浜 Thumbs Up [web site] Open19:00 / Start20:00 OpeningAct: 三宅伸治 前売¥8,500/当日券¥9,500(立ち見) (当日、前売り共にドリンク別) 問:サムズアップ 045-314-8705 |
Tony Joe White / UNCOVERD (トニー・ジョー・ホワイト / アンカバード) エリック・クラプトン、マーク・ノップラー(ダイアストレート)、マイケル・ マクドナルド、ウェイロン・ジェニングス、J.J.ケール・・・英米の超豪華アー ティストが名前を連ねる新作のゲスト陣。 トニー・ジョーが立ち上げた自身のレーベル、その名もSwamp Recordsをサポートするために、彼を敬愛する古くからの友人であるミュージシャンが多数参加した"Uncovered"。新曲5曲に加え、セルフカバーとウェイロン・ジェニングスの未発表曲"Shakin' The Blues"のカバーも収録。この曲は、ウェイロンが脳梗塞からのリハビリ最中にトニー・ジョーの自宅スタジオで録音した晩年最後のレコーディングセッションの1つ。 どうしてこのスペシャルコラボレーションが実現したのか。特に、今まで比較的 地味な存在だった彼になぜエリック・クラプトンやダイアストレートの マーク・ノップラーというイギリスのアーティスト達が協力したのだろうか。 その理由を説明するには、まずトニー・ジョーが本国アメリカよりもヨーロッパ 全土で未だに驚異的な人気を誇るという事実に触れなければならない。 そして、その人気は彼が1970年のワイト島フェスティバルで見せた伝説的なパフォーマンスに由来する。スワンプロックという音楽を衝撃的な形でヨーロッパに持ち込 んだトニー・ジョーは、イギリスのアーティストが抱くアメリカ南部、しかも白 人が奏でるブルースに対する憧れの的となった。古くはクラプトンがザ・バンド に入りたかったという話や、ノップラーがやはりザ・バンドのロビー・ロバート ソンに憧れていたという話を持ち出すまでもなく、J.J.やトニー・ジョーの作る 南部サウンドは彼らにとって真似しようとも絶対に作り出せない音楽であり、一 時は多くの英国アーティストがアメリカの南部風サウンドを目指してミシシッピ やルイジアナなどでレコーディングをしたという事がある。 "Uncovered"に参加しているミュージシャンの中でも一際注目を浴び、トニー ・ジョーを自分のアイコンとして崇めるクラプトンは、彼を90年代初めのヨー ロッパツアーのゲストとして迎え、ジョー・コッカーと共に2年間ほど一緒にツ アーを回っている。そして、今作では"Did Somebody Make A Fool Out of You"にて夢の共演。彼の気合いを示すかのように、クラプトンは同曲のボーカルとギターをロンドンの伝説的なオリンピックスタジオで新たにレコーディングしている。The Swamp Foxに挑む彼の本気のブルースが聴けるはずだ。 また今回参加の故ウェイロン・ジェニングスやマイケル・マクドナルド、本作には参加していないがボニー・レイト、マリア・マルダー、ウィリー・ネルソンと言った大物アーティスト達ともトニー・ジョーは幾度となくライブで共演している。それは彼がアーティストとして多くのミュージシャンからリスペクトされているという事の証に他ならない。また作家としてのトニー・ジョーは、プレスリーの"Polk Salad Annie"、ブルック・ベントンの"Rainy Night In Georgia"といったミリオンセラーを手がけた他、ダスティー・スプリングフィールドの"Willie and Laura Maejones"といったヒット曲を持つ。彼の作家としての才能を如実に表していると言えよう。 |