来日メンバー:

Marc Ribot
マーク・リボウ
ギター&ヴォーカル
(偽キュウバ人、ジョン・ゾーン、 トム・ウエイツ、エルトン・ジョン、他)

Shahzad Ismaily
シャザド・イシュマリー
ベース
(ウイル・オルドハム、シークレットシェフス3、 ヨーコ・オノ他)

Ches Smith
チェス・スミス
ドラムス
(シュ・シュ、グッド・フォー・カウス、 シークレットシェフス3)



Marc Ribot's Ceramic Dog
In Concert: ATP Festival 2011



Marc Ribot's Ceramic Dog
『Your Turn』
PCD-24288 定価¥2,520(税込)
2013年3月リリース予定

現代最高の鬼才ギタリスト、マーク・リボウが今最も本腰を入れている自身のバンド、セラミック・ドッグが凄すぎる新作を完成!驚愕のプレイの連発に、開いた口がふさがらない、これぞニューヨーク・ジャズの真骨頂。実験性と遊び心ととてつもない迫力が押し寄せてくる、ロック・ファンにも聴いてもらいたい傑作。
トム・ウェイツ、ノラ・ジョーンズ、エルヴィス・コステロ、ロバート・プラント、エルトン・ジョン、メデスキ・マーティン&ウッド、矢野顕子など、錚々たるミュージシャンが挙って指名したがる、ギタリスト界随一の鬼才、マーク・リボウ。ロック畑でも活躍するチェス・スミスをドラムに、そしてニューヨーク・ジャズ・シーンに欠かせないベーシスト、シャザド・イシュマリーという、凄まじいパワーとグルーヴを誇るトリオ編成でお送りする、摩訶不思議なリボウ・ワールド!まさかのデイヴ・ブルーベックのTake5のカバーも収録!




主催・招聘
(株)ハンドクラップ

企画・制作
Tom's Cabin

協力
P-VINE RECORDS








2013年5月1日(水)渋谷クラブクアトロ [web site]
DJ: 18〜19pm DJ YOGURT (UPSET REC)
開場18:00 / 開演19:00
前売¥6,500 / 当日¥7,500(税込/ドリンク別/整理番号付/オールスタンディング)
発売:チケットぴあ 0570-02-9999、ローソンチケット 0570-084-003、e+、会場、トムス・キャビン
問:渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750

2013年5月2日(木)名古屋クラブクアトロ [web site]
開場18:00 / 開演19:00
前売¥6,500 / 当日¥7,500(税込/ドリンク別/整理番号付/オールスタンディング)
発売:チケットぴあ 0570-02-9999、ローソンチケット 0570-084-004、e+、会場、トムス・キャビン
問:名古屋クラブクアトロ 052-264-8211

2013年5月3日(金・祝)梅田クラブクアトロ [web site]
開場18:00 / 開演19:00
前売¥6,500 / 当日¥7,500(税込/ドリンク別/整理番号付/オールスタンディング)
発売:チケットぴあ 0570-02-9999、ローソンチケット 0570-084-005、e+、会場、トムス・キャビン
問:梅田クラブクアトロ 06-6311-8111



一般発売:2013年2月23日(土)
QUATTRO WEB先行:2/9-2/11、pre-order:2/16-2/18



※未就学児童のご入場はお断りさせて頂きます。
※喫煙は、ロビーその他指定の喫煙コーナーでお願い致します。


1980年代の半ばラウンジ・リザーズのメンバーとして来日してから僕はずっとマーク・リボウのライブに関わってきた。
その僕が今一番、生で見たいのは、彼がリーダーのマーク・リボウとセラミック・ドッグというバンドだ。
今や世界で最もオファーが来るギタリストだと言われているマークだが、あのロバート・プラントのツアーをたった一回の自分のソロ・ライブが重なっていた為に断ったと言う話が有る様にマークは自分のやりたい事やプロジェクトを大事にしている。ソロ活動の他アルバート・アイラーのトリビュート・バンドやロス・ロボスのデイヴィッド・ヒダルゴとのバンド、無声映画のバックでギターを弾いたりとマークは数多くのプロジェクトをやっているのだが今回来日するマーク・リボウとセラミック・ドッグは今彼が最も力を入れているバンドだ。
それにこれはプロジェクトでなく完全なパーマネントのバンドだ。
このグループでの初めてジャパン・ツアーは新作のCD発売記念ツアーになる。
本当に凄いバンド。CDとライブの両方を楽しんで欲しい。

P/S
前回の偽キュウバ人のツアーでは当日券を求めて来たお客さんを100人も帰してしまったので今回は早めのケット購入をおすすめします。
―麻田浩―



マーク・リボウのように弾いてみても、絶対にマークになれないことは、弾く人が一番知っている事だろう。セラミックドッグを聞いて、セラミックドッグみたいなバンドを作りたいと思っても。。。むつかしいかも。確かめに来てください。
―矢野顕子―



Marcはかっこいい。最初に会ったのは85年だったか、その時からずっとかっこいい。日本で3回、ニューヨークで4回レコーディングしだたろうか。
最初は「この曲はどうなってしまうんだ」「どうするつもりなんだ」と思った事もあったが、すぐに答えはでた。Marcにまかしときゃ痺れるヤツができるのだ。
そう、Marcはかっこいいのだ。
Marcに会わせてくれた麻田さんに感謝しています。Quineさんに会わせてくれたMarcに感謝しています。
2013年2月 ―SION―



永遠のギター少年=マーク・リボウはギタリストの究極のかたちであり、
また僕にとってはいつまでも終わらない旅を象徴するような人であります。
―高田漣―



ボクは特にフェバリットギタリストはこの人!!!ってのがイナイのですが、以前マーク・リボウさんがインタビューで「HIP HOPに合わせてなるべく意味のないギターを弾く練習をしてる」って記事を読んで以来、トリコ仕掛けになっています。
―會田茂一(ex. EL-MALO)―



鬼級奇人オンリーNo.1
ギターヒーロー
Mr.マーク・リボー
ブラックホールみたいに
全部吸い込んで
極上のロマンチックな夢
またもや見させてください。
大好きで 大好きで
たまらない。
―中納良恵(EGO-WRAPPIN')―



Hey Marc!どんどん来ておくれ日本に
ぼかぁ常にアナタから目が離せらんないよ
アナタに出会えて最高ブギー!ギャイーン
―森雅樹(EGO-WRAPPIN')―



 私がMarc Ribotの事を知ったきっかけは、矢野顕子さんのコンサートを観に行った時に彼がサポートギターとして参加していた事からです。隣で観ていた事務所の会長に、「彼はジャズからキューバ音楽まで精通している変人だ。」と聞かされていたので、難しすぎて多分私には理解できないだろうな、と予想していました。しかし、演奏が始まってからは彼のプレイに終始シビレっぱなしでした。あまりに突拍子もなかったり、超絶技巧というわけではなく、不意の一音だったり、ノイズの中でもしっかり見えるメロディだったり、驚きながらも、なるほどそんなアプローチもあるのかと、とても勉強になりました。たったの一音でこんなにも印象を変えられる、その一音を鳴らせる発想、繊細かつ攻めの姿勢、他の楽器や歌に対する理解。変人なのかもしれないけど、たくさん音楽を聴いて音楽に対する理解を深め、たくさんギターを弾いてギターで表現できる可能性を追求しているからこそ出来る、音楽に対してとても真摯な人なんだ。

 矢野さんのコンサートから帰った後すぐに、You TubeでMarc Ribotの動画をいくつも見ました。あー、こりゃ変人だわ、と納得しました。かっこいいロックもやるし、ジャズもやるし、ジャズの中でロックギターも弾くし、風船で弦こすって前衛的なこともするし。キューバ音楽はまともな気がするけど、なんでキューバ音楽なんだ。そして、ギターを弾く姿も変。エレキの時は前屈みで、足下のエフェクターが散らかってて、めっちゃ体揺らす。アコギの時はめっちゃ俯いて、時々指板を見るくらいでじーっと弾く。見たことないギターだし、音も独特というか、聞いたことないくらいシンプルな音。しかし、これまた、ただ奇抜なって わけではなく、表現者として真っ当なことをやっている。いろんな音楽を演奏したい、ギターでこんな音も出せる、ギターはこう弾くと気持ち良い。Marc Ribotの事はさっき知ったばかりだけど、何をしたいのかが良くわかる。でもやっぱり変人だ、どうしてその一音にいくんだ。

 しばらくして、音源も購入しました。私は、録音者の込めた空気感を感じれる音源に心動かされるんですが、まさにそれでした。アルバムごとに全く別の空気を感じる、しかし、全てにMarc Ribotの存在が確かにある。一人の人間に振り幅はあるだろうが、これだけの振り幅を、しかもギター一本で表現しきるなんて。まあ、一言で言えば変人ですね。

 ギタリスト目線で最も驚いたのは、E-Bowの使い方です。スクラッチともノイズとも言えない音を、表現の一部として使っているのが斬新というか、やはり、音とギターに対する理解がすごいと思いました。ヴィブラートする時に弦とフレットがこすれる音を聞かせたり、ピッキングのニュアンスだったりも同じように素晴らしい。

 いやー、すごいなー。なんだかんだ言いましたが、それだけっす。おれ、ギターがんばるっす。
―Base Ball Bear湯浅将平―